パン屋さんの開業を応援! 開業費っていくらかかるの?
パン屋さん手帖の福西です。
毎年、多くのパン屋さんが開業されています。
今パン屋さんに勤められている方々の中にも
先輩たちに続き、独立を考えられている方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
弊所はパン屋さん専門ということもあり毎年、何件もの開業相談(初回無料相談)を受けています。
今回は実際に、私どもが開業のお手伝いをさせていただいたお店は
開業にどれくらいの資金がかかったのか
統計したものを元に作った一例をご紹介いたします。
これは一例であり、これより合計や自己資金が少ない方も
もちろんいらっしゃいます。
![開業費用](http://magazine.baker-one.com/wp-content/uploads/2023/10/44592d65-1024x819.jpg)
開業にかかった費用の合計は平均で1,800万円でした。
おおむね2,000万円はかかると予想した方が良いでしょう。
多い方だと3,000万円近くかかっている方もいました。
逆に少ない方は1,000万円を切っていました。
使い道としては、内装工事などが最も多く約700万円です。
その次にオーブンやドウコンなどの
製造に関わる機械類が約500万円になりました。
冷蔵庫など付随して必要な機械や
棚やテーブル、エアコンなどが約150万円になっています。
そして、まとまったお金は他にもいります。
店舗を借りるときに必要な
敷金や保証料なども
約50万円くらいはかかるようです。
最後にその他のものに使った費用を開業費としています。
例えば少額の機械や備品、
試作のための材料費、
研究開発のために買ったパン代、
話を伺うために先輩と食事に行った飲食代、などなど
少しでも開業に関わるものの領収書は残しておいてください!
開業費は繰延資産になり、2年目以降の経費にもなります。
元手は借入金が約1,200万円で、
自己資金が約900万円でした。
ほとんどの方が借入をされています。
また、この自己資金には親族から借りている金額も含まれています。
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